フリーランスエンジニアのなかには、家で仕事をする在宅型フリーランスも多くいます。この場合関わる人の数が少ないため、人脈をつくるのはかなり難しいでしょう。
その点常駐型フリーランスはオフィスに通って仕事をするため、自然と周囲との交流が広がります。
常駐型フリーランスは大きな案件を頼まれることが多く、その場合チームを組んで作業する場合もあります。同業種の人と組むこともありますが、案件によっては異業種の人と組むこともあります。異業種の人と仕事をすることで情報を共有したり新しい発見をしたりすることができ、それがビジネスチャンスにつながることもあります。
常駐型フリーランスの魅力は、普段なら一緒に仕事をすることがなかった職種の人と1つの案件に向かって意見を出し会えることです。
それぞれ得意分野を活かした仕事なので、一見するとコミュニケーションを取ることは必要ではないように感じるかもしれませんが、案件の問題を解決する際に長時間のディスカッションを繰り返す必要があります。同じ案件に取り組んでいるうちに、互いの人柄や個性を知ることにもつながるでしょう。
また、新しい案件を獲得するチャンスでもあります。
フリーランス同士が交換するのは、案件に関する情報交換だけではありません。仕事に関する情報の交換も行われる可能性があるため、企業常駐フリーランスで働くことは、大きなメリットになる可能性があります。
このように常駐型フリーランスは人脈づくりや案件獲得に効果的な働き方として、近年注目を集めています。